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練習曲第23番 (ショパン) : ウィキペディア日本語版 | 練習曲作品25-11 (ショパン)[れんしゅうきょくさくひん2511]
練習曲作品25第11番(通し番号:練習曲第23番、別名:木枯らし《こがらし》)は1836年にフレデリック・ショパンによって作曲されたピアノ独奏曲。1837年に初めて「練習曲集作品25」のうちの一曲としてフランス、ドイツ、イギリスで発刊された。フランス版では拍子記号において画像:四分の四拍子001.png(4/4拍子)で表されているが、原稿とドイツ版では共に画像:二分の二拍子001.png(2/2拍子)で表されている。〔Palmer, W: Chopin Etudes for the Piano, page 116. Alfred Publishing Co., Inc., 1992〕なおメロディーを特徴付ける最初の4小節は、発表前に友人であるチャールズ・A.ホフマンの助言で付け加えられた。〔Walker, A: Chopin Companion, The, page 136. Norton and Co., 1966〕 == 概要 == この曲はピアニストにとって不可欠の技能である、持久力、器用さ、技巧を鍛える練習曲である。曲の最初はゆっくりとした主旋律のイントロダクションで始まり、その後の第一主題は荒々しく流れ落ちる16分音符の6連符と左手の跳躍で構成される。第二主題はそのままハ長調に移行して落ち着き、まもなく第一主題を反復する。フォルティッシモのコーダで終幕へ向かい、最後に主題の提示で終わる。
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